スタッフ★ブログ

[スタッフブログ]「きける」音楽家は、ほんの一握りしかいない

有名なジャズピアニストの小曽根真さんが、
ラジオで言っていた

「ひくのが上手な音楽家はたくさんいる
 けれども、きける音楽家はほんのわずかしかいない」

そんなことを言っていた

なるほど、と思って私は聞いていた

ひくのが上手、ものすごい技術を持っている音楽家は星の数ほどいる
けれども、ひとの演奏がきけて、その演奏に合わせて演奏ができる音楽家は、
ほんの一握りしかいないという

そうやって、音楽でコミュニケーションできる音楽家は
わずかしかいない、という

これは、小曽根さんが活躍する
ジャズの世界ならではのことなんだろう、とも思う

ただ、この言葉は非常に示唆的で、
カウンセリングの世界に身を置く私には、とても響いてきた

小曽根さんの言葉を、カウンセリングの世界に置き換えて、
少し語ってみたいと思う

「いろんなカウンセリングの技法を身につけているカウンセラーはたくさんいるけれども、
クライアントの話を本当に聴けて、
クライアントそれぞれの力を引き出していけるカウンセラーは、ほんの一握りだ」

カウンセラーになるために、
たくさんのカウンセリングの技法を身につけることはもちろん必要、とても大事なこと

けれども、クライアントさんはほんとにさまざまな人が来て、
悩みごと、相談事は千差万別

カウンセラーは、そんなさまざまなクライアントさんと話し合いながら、
それぞれの人の力を引き出していく

たとえば、
その人が持っている力が1だとして、何らかの障害があって、
今はその人の力が0.5位しか出せていない

そんなクライアントさんに対して、
カウンセラーはクライアントさんを勇気づけ、
ちゃんと「1」出せるように、話をきいて支援していく

さらに、カウンセラーと話すことによって、
その人の良さがますます発揮できるようになって、
その人の力が「1.2」や「1.5」になるように、支援していく

技法も大事であるけれど、
その人に向き合って、今その人に必要な、
その人の力や良さを引き出していけるような、
そんなカウンセラーに私はなりたい

こころアカデミーで、
そんなカウンセリングの奥深い世界を、一緒に勉強していきましょう!

(こころアカデミー 講師 新行内勝善)

[スタッフブログ]ですよね、私もそれで移住してもいいかな、と

「飯南町はどうでしたか?」

その日、飯南町を案内してくださった方から感想を聞かれました。

日頃からあまり話すのが得意ではなく、
またあまり機転もきかない私は、うーんと一瞬考えこんでしまいました。

まだ視察初日の途中ではありましたが、
初日から、たくさん、たくさん、心に残ったことはありました。

どれも驚きや発見に満ちていました。

・信号機が無い

・錦織圭選手行きつけの、飯南町の「きらく食堂」の豚汁

・ヘビが出てきて歓迎してくれた

・手作りこんにゃくを作った

・大阪からIターンで就農した若夫婦に会った

でも、やっぱり、私の口から出たのは、
「緑が、景色が、ものすごいきれいだなぁ、鮮やかだなぁ」
ということでした。

すると、その案内してくださった方も、
「ですよね~、私も、それで、こっちに住んでもいいかなと決めたんです」
と言ってくださいました。

その方は、ずっと地元飯南の方と思っていたので、
これもまた驚きでしたが、
大阪から移住してきたとのことでした。



「緑が、景色が、ものすごいきれい! 鮮やか!」

言葉でいうと、こうなりますが、
なんて言ったら、私の実感とぴったりするのかな

私は、カウンセリングでそうするように、
自分の実感に耳をそばだて、振り返ってみました。

とにかく、きれいだったんです(笑)

普段ね、
東京でも緑を見ることはいろいろあります
緑の量は少なくても、
東京にも、緑はここそこにありますからね

それに、ここ東京でも「森林浴セラピー」と題して、
森林セラピーの体験的なものを、東京メンタルヘルスでは実施しています。

でもね、あきらかにね、
東京の緑や景色とは、圧倒的に何かが違うの
(興奮してくると、お姉さま言葉っぽくなることがあります(笑))

それはね、
一昔前に、NHKのハイビジョンテレビをはじめて見たときのような感じかな
色がね、ものすごくクリアーで、輝いて見えるの

いっぽう、普段、私が東京で見ていた緑や景色は、さしづめ、昭和のブラウン管テレビのような感じ

島根県飯南町の緑や景色 = ハイビジョンテレビのような美しさ

東京の緑や景色 = 昭和のブラウン管テレビのよう




それでは、この続きはまた次回に
飯南町の美しさの理由を、心理カウンセリング的に探ってみます

(東京メンタルヘルス 講師 新行内勝善)

[スタッフブログ]島根県飯南町 森林セラピー その2

島根県飯南町の森林セラピー基地に行ってきました
(2015年9月13日・14日)

ここ最近、私の中では、飛ぶ鳥を落とす勢いの島根県に、はじめて行ってきました。














◆ 島根県に注目! の理由

1.テニスの錦織圭選手の出身地
2.日本で一番おいしい牛乳、木次乳業(きすき)がある
3.おいしい「やさか味噌」のやさか共同農場ががある

そして、今回、飯南町(いいなん)の森林セラピー基地に行って、さらに島根県が、私の心の中の領地を拡大しました!











簡単に島根県を説明すると、

本州の一番西の端が、山口県。その右に島根県と広島県。
ですので、地図で見ると、島根は山口の右、広島の上、にあります。日本海に面していますね。

島根県の県庁所在地は、松江。日本海側にありますが、錦織選手の出身地です。
ここ東京でもそうですが、島根県もテニス人気が高まっているそうです。
その松江の上、日本海を50キロほど北上したところに、隠岐の島があります。
現在、角界でもっともいい男!と評判の「隠岐の海」の出身地ですね。隠岐の海は、この9月場所では小結に番付ています。

そして何よりも、島根県と言えば、

◆ 出雲大社! ですよね

地元の方からお聞きしたところでは、みなさん出雲大社で結婚式をあげたがるそうです。縁結びの神様ですからね。
その人気にもかかわらず、費用はお安くつくそうで、なかなか式の予約が入らないようで、来年の11月分に申し込んだら、もう仏滅しか空いてないと言われたそうです。すごいですね!
ちなみに、そういうときは仏滅でも申し込まれるそうですから、出雲大社の御神力はまさに日本一ですね。

出雲大社では有名な話ですが、10月は神がいない月、神無月(かんなづき)と言いますが、その日本中でいなくなっちゃった神様はどこに行っちゃうかご存知ですか?

そうですね、日本中の神様は、まさに、島根の出雲大社に行っちゃってるんですよね。

ですので、ここ島根県だけは、10月は神在月(かみありづき)になるんですよ

その出雲大社から、南に30キロほど下ったところ、すぐ下は広島県というところに位置しているのが、飯南町です。

◆ 信号が無い? ここはフリーウェイ?

私たちは、羽田空港から出雲空港まで飛行機で行きました。早いですね、1時間20分で着きました。

そこから飯南町までクルマで約1時間ですが、驚いたのは信号機がほぼなくノンストップであったことです。
さしづめフリーウェイ状態ですね。70キロ位は普通にスピード出せるくらい
なんでも、タヌキさんが道にいて、クルマが迫って来ると、驚いてフリーズして身動きがとれなくなってしまうそうです。そして、クルマにひかれてしまって、、、化けて出てくるそうな・・・

それでは、この続きは、また次回に!
いよいよ飯南町のこと、森林セラピーのことについて書きますね

(東京メンタルヘルス 講師 新行内勝善)

[スタッフブログ]島根県飯南町 森林セラピー その1

島根県の飯南町に、森林セラピー事業の関係で、13日(日)-14日(月)
東京メンタルヘルス社の関係者4人で視察に行ってきました。

観光協会さまにずっとご案内していただきました。

森と人と食に触れて、暖かさと想いを感じました。
故郷にしたい町、心が帰る森、そんな風に思いました。

メンタルヘルスツーリズム効果が、十分にありそうな予感。

こころアカデミーFacebookページ「森林セラピー飯南町視察」もご覧ください ⇒ こちら 

森林セラピスト 木下真澄